コマンドパレットは、Cmd+K(WindowsではCtrl+K)でどの画面からでも開ける操作メニューです。ルームへの移動、メッセージ検索、タスクの確認・作成、各機能の切り替えなどをキーボード中心で素早く操作できます。
エンジニアには馴染みのある少し上級者向けの機能がChatworkでも利用可能になります。
ポップアップ設定画面
Section titled “ポップアップ設定画面”Slim Chatworkのアイコンをクリックしてポップアップ設定画面を開き、「コマンドパレット」を選択します。
- 右上のスイッチでコマンドパレットをONにします。
- API連携機能を利用する場合は、Chatwork APIトークンを設定します。
まずは使ってみる
Section titled “まずは使ってみる”- Chatworkの画面でCmd+K(WindowsではCtrl+K)を押し、コマンドパレットを開きます。
- ルーム名や人名の一部を入力します。候補を
↑・↓で選び、Enterを押すとルームへ移動できます。
2つのモードを使い分ける
Section titled “2つのモードを使い分ける”コマンドパレットには、ルームやメッセージを探す「デフォルトモード」と、ChatworkやSlim Chatworkの操作を実行する「アクションモード」があります。
| モード | 主な用途 | 入力例 | Enterで行うこと |
|---|---|---|---|
| デフォルトモード | ルーム・人名・マイメモ・メッセージを検索する | 開発、kaihatsu | 選択したルームへの移動やメッセージ検索を実行 |
| アクションモード | 現在のルームの操作やSlim Chatworkの機能・設定を実行する | task、settings、csv | 選択したアクションを実行 |
デフォルトモードでできること
Section titled “デフォルトモードでできること”ルーム名や人名の一部を入力して、目的のルームを探すためのモードです。マイメモを有効にしている場合はメモの内容も検索でき、入力したキーワードをChatwork標準のメッセージ検索へ引き渡すこともできます。
候補は↑・↓で移動し、Enterで選択します。アクションモードへ切り替えるには、Tabを押すか、入力欄の先頭に>を入力します。>に続けてアクション名を入力することもできます。
アクションモードでできること
Section titled “アクションモードでできること”現在のルームに対する操作や、Slim Chatworkの機能・設定を実行するためのモードです。アクション名は日本語のほか、task、create、settings、csvなどの英語キーワードでも検索できます。
表示されるアクションは、現在開いている画面、各機能のON・OFF、APIトークンの設定状況によって変わります。
| 切り替え | 操作 |
|---|---|
| デフォルトモードからアクションモードへ | Tabを押すか、入力欄の先頭に>を入力します |
| アクションモードからデフォルトモードへ | TabまたはEscを押します。入力欄が空の場合はBackspaceでも戻れます |
Tab、Esc、Backspaceでモードを切り替えると、それまで入力していた検索キーワードは消去されます。デフォルトモードでEscを押すと、コマンドパレットを閉じます。
利用できるアクション一覧
Section titled “利用できるアクション一覧”利用できるアクションと表示条件は次のとおりです。現在の画面や設定状態によって、表示される項目は異なります。
| 分類 | アクション | 内容・表示条件 |
|---|---|---|
| ナビゲーション | 前のルームに戻る | 利用履歴から、直前に開いていた別のルームへ移動します |
| 現在のルーム | 新しいタブで開く | 現在のルームを別タブで開きます |
| 現在のルーム | 新しいウィンドウで開く | 現在のルームを別ウィンドウで開きます |
| 現在のルーム | 分割ビューで開く | 現在のルームを画面分割用のウィンドウで開きます |
| 現在のルーム | チャットをCSVエクスポート | CSVエクスポートがONのとき、現在表示中のメッセージを保存します |
| 現在のルーム | エイリアスを登録・削除 | 現在のルームに読みや別名を登録・削除します |
| 現在のルーム/機能 | タスクを作成 | API接続時に、作成先・内容・担当者・期限を指定して作成します |
| 機能 | マイタスクを表示 | API接続時に、自分の未完了タスクを確認・更新します |
| 機能 | 未読サマリーを表示 | API接続時に、未読・自分宛て・未完了タスクの件数を表示します |
| 機能 | AI書き換えを開く | AI書き換えがONで、メッセージ入力欄を利用できる画面に表示されます |
| 機能 | ステータス変更 | ステータス変更アシストがONのとき、登録済みの各ステータスを適用します |
| カスタム | 登録済みのWebページを開く | 設定画面で登録したカスタムコマンドを新しいタブで開きます |
| 機能の切り替え | 各機能をON・OFF | 設定画面に表示される機能を、パレットを閉じずに続けて切り替えられます |
| 設定 | 設定画面を開く | Slim Chatworkの設定画面を開きます |
キーボード操作
Section titled “キーボード操作”| キー | 動作 |
|---|---|
Cmd+K / Ctrl+K | コマンドパレットを開く・閉じる |
↑ ↓ | 選択項目を移動する |
Enter | 選択項目を開く・実行する。入力ステップでは次へ進む |
Tab | ルーム検索とアクションモードを切り替える。タスク作成中はステップに応じて次へ進む・前へ戻る |
Backspace(入力欄が空のとき) | 前のモード・前のステップへ戻る |
Esc | ルーム検索中はパレットを閉じる。ほかのモードではルーム検索またはアクションモードへ戻る |
Cmd+Enter / Ctrl+Enter | マイタスクで選択中のタスクがあるルームへ移動する |
日本語入力の変換中にEnterやEscを押した場合は、文字変換を優先し、コマンドを誤って実行しないように動作します。
カスタムコマンドを登録する
Section titled “カスタムコマンドを登録する”社内Wiki、勤怠システム、スプレッドシートなど、よく使うWebページをカスタムコマンドとして登録できます。
- Slim Chatworkの設定画面で「コマンドパレット」を開きます。
- 「カスタムコマンド」に名前とURLを入力します。
- 「コマンドを追加」を選びます。
- Chatwork上でアクションモードを開き、登録した名前を選びます。
URLはhttp://またはhttps://で始まる形式に対応し、常に新しいタブで開きます。名前は1〜30文字、URLは500文字まで入力でき、最大50件登録できます。
ルームを探して移動する
Section titled “ルームを探して移動する”入力していないときの表示
Section titled “入力していないときの表示”検索キーワードを入力していないときは、最近使った項目やルームがグループ別に表示されます。
| グループ | 表示内容 |
|---|---|
| 最近 | よく使うルーム、最近実行したメッセージ検索、マイメモ検索 |
| ピン留め | Chatworkでピン留めしているルーム(API接続時) |
| 未読 | 未読件数の多いルーム |
| すべてのルーム | 参加中のルーム一覧 |
「最近」は単純な履歴順ではなく、使った回数と最後に使った日時から自動的に並び替えられます。コマンドパレットから移動した場合だけでなく、Chatworkのルーム一覧から移動した場合も利用履歴に反映されます。
一覧には表示件数の上限があります。目的のルームが見当たらない場合も、ルーム名を入力すれば検索できます。
ルーム名・人名の検索
Section titled “ルーム名・人名の検索”入力したすべてのキーワードを含む候補を検索します。大文字・小文字、全角・半角、ひらがな・カタカナの違いを気にせず検索できます。
日本語のルーム名は、次の方法でも検索できます。
| 検索方法 | 例・説明 |
|---|---|
| ローマ字検索 | IMEを切り替えずに、kaihatsuで「開発」を含むルーム名を検索できます |
| 漢字の読み検索 | keieiで「経営」を含むルーム名を検索できます。清音・濁音の揺れにも対応し、higaで「ヒカ」「ヒガ」の両方が候補になります |
| 複数キーワード検索 | スペースで区切ったすべてのキーワードに一致するルームを絞り込めます |
| エイリアス(別名)検索 | 読み方が特殊な人名や、よく使うルームの短縮名を自分で登録して検索できます |
kaihatsu と入力し、「開発」を含むルームを検索する様子検索結果は利用頻度と最近の利用状況をもとに並び替えられます。Chatwork APIに接続している場合は、「ルーム」と「ダイレクト」に分けて表示されます。
エイリアスを登録する
Section titled “エイリアスを登録する”自動判定された読みが実際と異なる人名や、h1のような自分だけの短縮名は、現在のルームにエイリアスとして登録できます。
- エイリアスを登録したいルームを開きます。
- コマンドパレットを開き、
Tabでアクションモードへ移動します。 - 「エイリアスを登録…」を選びます。
- 読みや別名を入力し、
Enterで登録します。
登録済みのエイリアスは、同じルームのアクションモードから個別に削除できます。
h1 というエイリアスを登録する様子マイメモの内容からルームを探す
Section titled “マイメモの内容からルームを探す”マイメモを有効にしている場合は、ルーム名だけでなく、保存済みのルームメモとメンバーメモも同時に検索します。
メモに一致したルームは「マイメモ」グループに、該当箇所の抜粋とともに表示されます。「あの内容をメモしたのはどのルームだったか」を思い出せないときや、メンバー名から関連するメモを探したいときに利用できます。
マイメモ経由で実行した検索も「最近」に記録され、同じキーワードで再検索できます。
Chatworkのメッセージを横断検索する
Section titled “Chatworkのメッセージを横断検索する”ルーム検索欄にキーワードを入力すると、ルーム候補に加えて「『○○』でメッセージを検索」が表示されます。選択すると、入力したキーワードをChatwork標準のメッセージ検索へ引き渡し、検索結果画面を開きます。
正常に実行された検索キーワードは「最近」に記録されます。次回は履歴を選ぶだけで同じ検索を再実行できます。
Chatwork APIと連携してできること
Section titled “Chatwork APIと連携してできること”コマンドパレットは、Chatwork APIトークンを設定していなくても、ルーム検索・移動や多くのアクションを利用できます。トークンを設定すると、ルーム情報がより正確になり、タスク操作と未読サマリーが追加されます。
| 項目 | トークン未設定 | トークン設定済み |
|---|---|---|
| ルーム情報 | Chatwork画面のルーム一覧から取得 | Chatwork APIから参加中ルームを取得 |
| 未読件数 | 画面上の表示から取得 | APIの正確な件数を表示 |
| ルーム種別 | 区別なし | マイチャット・ダイレクト・グループを表示 |
| ピン留めルーム | 専用グループなし | 「ピン留め」グループに表示 |
| ルーム検索・移動 | 利用可能 | 利用可能 |
| マイタスク・タスク作成・未読サマリー | 利用不可 | 利用可能 |
APIからの取得に失敗した場合も、Chatwork画面から取得したルーム情報に切り替えて、基本機能を継続します。接続状態はコマンドパレット下部で確認できます。トークン未設定時は、同じ場所にある「APIトークンを設定」から設定画面を開けます。
トークンをまだ発行していない場合はAPIトークンの発行手順、発行済みの場合はポップアップでの設定方法を参照してください。
マイタスクを確認・更新する
Section titled “マイタスクを確認・更新する”API接続後、アクションモードから「マイタスクを表示」を実行すると、自分に割り当てられた未完了タスクを確認できます。
- タスク本文またはルーム名を入力して絞り込めます。
- 「期限切れ」「今日」「今後」「期限なし」の順に分類し、期限が近いものから表示します。
Enterで完了に変更できます。変更直後の項目でもう一度Enterを押すと、未完了に戻せます。- macOSでは
Cmd+Enter、WindowsではCtrl+Enterで、選択中のタスクがあるルームへ移動できます。
タスクを作成する
Section titled “タスクを作成する”API接続後、アクションモードから「タスクを作成…」を実行すると、5つの質問に答える形式でタスクを作成できます。
- 作成先のルームを検索して選びます。現在のルームを開いている場合は、先頭の候補からそのまま選べます。
- タスクの内容を入力します。
- ルームメンバーから担当者を選びます。
Enterで複数人を選択でき、誰も選ばずに進むと自分が担当者になります。 - 期限を選びます。「期限なし」「今日」「明日」「明後日」「今週の金曜」「来週の月曜」から選ぶほか、
7/15のように日付を直接入力できます。 - 内容、作成先、担当者、期限を確認して作成します。各項目を選ぶと前のステップへ戻って修正できます。
担当者の取得に失敗した場合は、自分を担当者として作成できます。
未読サマリーを確認する
Section titled “未読サマリーを確認する”API接続後、アクションモードから「未読サマリーを表示」を実行すると、次の件数を通知で確認できます。
- 未読メッセージがあるルーム数
- 自分宛てのメッセージがあるルーム数
- 自分の未完了タスク数
- 本機能はPROプランの機能です。
- Chatworkの画面構成が変更されると、一部機能は正常に動作しないことがあります。不具合を見つけた場合は、お問い合わせからご報告ください。